睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群(SAS)について

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に何度も呼吸が止まる病気です。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の定義

  • 10秒以上呼吸が止まる(無呼吸)
  • 呼吸が弱くなる(低呼吸)

※上記のいずれかまたは両方が1時間あたり5回以上繰り返される状態

睡眠時無呼吸症候群(SAS)では、睡眠中に無呼吸になると、体が低酸素状態となります。低酸素状態が毎晩起きると、心臓・血管系の病気をはじめ、様々な生活習慣病にも結び付いてこることがあります。また、低酸素状態では、脳が防衛のために目覚めて呼吸が再開します。この状態が繰り返されることで睡眠不足にもなります。睡眠時無呼吸症候群(SAS)では、日常生活に支障をきたしたり、健康障害がおきたりする病気です。睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、成人男性の約3~7%、女性の約2~5%にみられ、男性は40歳~50歳代が半数以上を占め、女性は閉経後に増加する傾向がある病気です。 

スリープスプリント(睡眠時に使うマウスピース)

睡眠時無呼吸症候群の原因として、睡眠中に、上気道が塞がることがあげられます。それを「スリープスプリント(睡眠時に使うマウスピース)」を装着すると、下顎が少し前に出ます。下顎が少し前に出ると、舌が上がって気道が広がり、呼吸がしやすい状態になります。

マウスピースの種類は上下一体型(モノブロックタイプ)と上下分離型(ソムノデント)があります。

  • 上下一体型(モノブロックタイプ)・・・ 保険適応されているため製作費用が安価ですが上下顎が固定されて、下顎の位置を細かく微調整が出来ない短所があります。
  • 上下分離型(ソムノデント)・・・ 下顎を動かせるため顎関節に負担が少なく嚥下もできるメリットが大きいですが、保険適応外です。