マウスピース矯正

マウスピース矯正とは

「マウスピース矯正」とは、歯列矯正の治療方法の一つで、比較的新しい方法です。透明に近いマウスピース型の矯正装置を装着して歯列の矯正を行ないます。

従来の歯列矯正のように歯にブラケットとワイヤーを装着する方法ではなく、アライナーはご自身で取り外しが可能で、取り外して食事をしたり、ハミガキができるメリットがあります。また、アライナーは透明に近いため目立ちにくいことも特長です。

このマウスピース型の矯正装置である「アライナー」は、治療の開始から、治療終了まで少しずつ形の違うものを用意し、約2週間に1度の頻度で交換しながら、歯を少しづつ動かしていきます。

歯にかける力も一定で弱いため、ブラケットとワイヤーを装着する矯正治療と比べて、治療に伴う痛みも少ないと言われています。

インビザライン

インビザラインは、1999年にアメリカで開始された治療方法で、日本では2006年3月に導入されました。インビザラインは透明な樹脂で作られたマウスピース(アライナー)を使用するマウスピース矯正です。治療前の状態から治療後の歯並びまでのアライナーを、10~30過程に分けた上でコンピューターによって作製し、それを2週間程度の期間ごとに交換して歯を動かしていきます。

完成物薬機法対象外

インビザラインの特徴

透明で目立ちにくい

インビザラインではアライナーが透明に近い樹脂で作られています。そのため、他の人からは矯正治療をしていることがわかりにくいことが大きなメリットです。「矯正治療をしていることを他の人に知られたくない」「目立つ矯正装置をつけたくない」といった方には特におすすめの治療方法です。

ご自身で着脱可能

インビザラインではアライナーがご自身で着脱可能なため、お食事やハミガキの時、アライナーの洗浄の時には取り外して、衛生的に使用していくことができます。そのため、ブラケットとワイヤーを歯に固定してしまう従来型の矯正治療よりも、むし歯や歯周病のリスクが抑えられます。

痛みが少ない

インビザラインでは従来の矯正装置に比べて、歯に過度な力がかかりにくく、比較的痛みが少ない治療方法であるといわれています。また、ワイヤーやブラケットを使用していないことから、矯正装置由来の口内炎ができることはほとんどありません。 

このような方におすすめできます

接客や営業、司会やアナウンサー、モデルなど、人前でお話をされるお仕事や笑顔が大切なお仕事では、口元はとても大切になりますが、透明で目立ちにくいマウスピース矯正は、そのような方におすすめの治療方法です。

また、矯正装置は樹脂でできているため、金属アレルギーのある方も安心です。

  • 矯正治療期間中、ブラケットやワイヤーなど目立つ矯正装置が見えるのが嫌
  • 接客・営業など、人前に出る機会が多いので矯正装置が目立つのは避けたい
  • ブラケットとワイヤーの装置で口内を傷つけるリスクは避けたい
  • 普段と同じように食事を楽しみたい
  • 金属アレルギーがある
  • 取り外し可能な矯正装置にしたい

TRIOS4(トリオス4)を導入しています

歯型を光学スキャン

恵比寿の歯医者「恵比寿新橋いかわ歯科医院」では「TRIOS4(トリオス4)」というシステムを導入しています。TRIOS4(トリオス4)では、従来の歯型取りのように粘土のようなものをお口に入れて噛んでもらって何分も待って、、、といったことは必要ありません。専用のスキャナーで、光を歯にあてて、コンピュータに歯型データを読み込みます。わずか1分ほどでスキャンができます。

その場で治療後のシミュレーション

「TRIOS4(トリオス4)」では、従来の型取りと違い、光学スキャンによってデジタルデータとして精密な歯型を取得することができるため、精度の高いマウスピースの作製が可能となります。

また、デジタルデータのため、すぐに歯型の3Dイメージをモニターに映し出し、治療後のシミュレーションをご確認いただけます。